アイロンプリントの作業のながれを教えてください。

アイロンプリント作業の流れ





アイロンプリントセットに入っているもの

●アイロンプリントシート(10枚)
水色で[Iron-on Transfar sheet]と書いてあります。文字のない面が印刷面です。


●仕上げシート(1枚)
ピンク色で[Finshing Sheet]と書いてあります。文字のない面を布にあてます。



用意するもの

●マイクロドライプリンタ ●インクカセット・紙用   ●はさみ  ●家庭用アイロン

●アイロン台

・固くて平らで、表面のクッション材が薄いアイロン台が適しています。
体重をかける場合もありますので、できるだけ頑丈な足のものをおすすめします。

●Tシャツ、布製品等


素材が「綿100%」または「綿50%以上の混紡」。
ほかにも、同等の耐熱性がありアイロンで均一に熱と圧力を加えられる素材であれば転写できます。

・絵柄が透けますので、白または薄い色をおすすめします。

・ ポロシャツ等、目の粗い素材では、凹部の転写が充分にできません。


アイロンプリントシートの特徴


充分な転写をすることで、以下の特徴が得られます。
 (1) 通気性が良い
 (2) 洗濯してもはがれにくい転写強度
 (3) 手触りが良く、ゴワつかない


上手に転写するために

 (1) 図A.の状態になるように、適正な温度・時間・圧力でアイロンがけしてください。
 (2) 必ず仕上げシートをお使いください。

図A .充分に転写された状態(断面図)
   転写後、繊維を静かに引っ張ると、繊維の広がりに従って絵柄が伸びる



図B .転写が不充分な場合(断面図)
  転写後、繊維を静かに引っ張ると、ブロック状にひび割れる




アイロンプリントセットの使い方
手順1.から5.まで、ひととおり目を通してから作業してください。

1. プリントしたい文字やイラストをパソコンでつくり、アイロンプリントシートに鏡像印刷してください。
 (詳細はプリンタのユーザーズマニュアルをお読みください)

・「Iron-on-Transfar Sheet」の文字のない面が印刷面です。必ず確かめてから印刷してください。

・はさみなどでカットしたシートへの印刷は、トラブルの原因となりますので使用しないでください。
プリンタは必ず手差しモードで印刷してください。

・MD- 2000S/J をお使いの方は、[インクカセット・紙用]をご使用し(マルチカラーを除く)プリンタの給紙モードを「手差し」に設定してプリンタドライバで「普通(コピー)用紙」「鏡像プリント」「手差し」をチェックしてください。

2. 印刷した絵柄の回りを、なるべく 小さくカットします。


転写作業が難しくなりますので、鋭角な切り込みは出来るだけ避けて、丸みをおびた形にしてください。

3. 適切な温度、時間、圧力でアイロンをかけます。

■アイロン温度について

高温(綿)の設定にしてください。

・高・中・低だけの、素材による区分の無いアイロン では、高温設定にしてください。

高温(麻)の設定や、素材による区分がないタイプのアイロンの 高温設定では、温度が高すぎる場合があります。
転写状態、生地 への影響を見ながら、最短時間でご使用ください。
(高温、かつ長時間の転写は素材を焦がす恐れがあります)

・コードレスアイロンは充熱をこまめに行い、温度が下がりすぎな い様にしてください。
(転写温度が低い場合、布地を引っ張るとロック状にはがれたり、洗濯時の耐久性が低くなります)

コツ
市販のアイロンは、加熱状態と保温状態をくり返して、設定の温度に保とうとします。
保温状態では数十秒で20℃〜30℃温度低下がありますので、
加熱状態であることを確認しながら、 「高温(綿)」の最高温度で使用してください。


■アイロン時間について

転写面積に応じて適正に設定してください。

・転写面積がアイロンよりも小さいもの
10秒〜20秒で転写可能です。

・転写面積がアイロンよりも大きいもの
1個所20秒から30秒、全体で1〜3分程度の転写 時間が必要です。また、周囲部分を特に念入りにイロンかけをおこなってください

転写面積によるアイロンがけ時間の目安(高温(綿)の設定の場合)
転写面積
A6以下
A6
A5
A4
転写時間
20秒
40秒
1.5分
2.5分

■アイロンで転写します



印刷した面を下向きに置いて、上からアイロンの圧力を均等にかけてください。
最初は仮止めのために、軽くすべらせてアイロンをかけます。
つぎに、圧着させるために、すべらせないで1個所ずつ腕で強く押すようにアイロンをかけます。

布の折り目やしわをなくしてからシートをあててください。

・アイロンの取扱い説明書をよくお読みになってご使用ください。

・1度布に転写したものは剥がすことができません。小さい絵や文字などをシートの余白に作っておき、
布地の目立たない部分で試 してから、本番の転写することをおすすめします。

・スチームは使用しないでください。アイロンにスチーム穴がある場合は、穴を避けて平らな部分でご使用ください。

コツ
転写するものに、縫い目などの凹凸が或る場合、
アイロンが転写面に密着できず、転写ムラになる可能性があります。縫い目などにアイロンを乗り上げないようにするのがコツです。


4. 人肌程度まで冷めてから、アイロンプリントシートをはがします。
はじめに隅のほうをはがし、転写状態とはがれ具合を確認しながら、 全体をゆっくりはがしてください。




アイロンをかけた直後のシート類は非常に熱くなっていますのでやけど等にご注意ください。
シートに絵柄が残る時は、シートを戻して再度アイロンで圧着してください。

コツ
転写後、繊維を静かに引っ張り、絵柄が繊維の広がりに従って広がればOKです。
絵柄がブロック状に割れる時は転写不足です。その場合はシートを元に戻して、再度アイロンをかけて圧着してください。


5. 仕上げシートの文字のない面を布側にあて、もう一度アイロンをかけて完全に圧着します。温度、時間、圧力は、アイロンシートの時と同じです。



転写した部分に、アイロンが直接 触れると、作品やアイロンが汚れます。
転写した絵柄が仕上げシートからはみ出さない様にご注意ください。
仕上げシートは繰り返し使用出来 ますので、切らずにお使いください。


人肌程度まで冷まして、シートをはがせば完成です。
シートが暖かいうちは出来るだけ動かさない様にしてください。
暖かいうちに動かすと、仕上げシートのほうに絵柄がついてしまう場合があります。
仕上げシートに絵柄がついてしまったときは、湿った布で絵柄を取り除いてください。
次に使用する時、作品が汚れる原因になり ます。


洗濯についての注意

何回もの洗濯に耐えられますが、万が一絵柄の1部がはがれそうになった場合は、
再度仕上げシートを使って熱圧着してください。
その際、絵柄にアイロンが直接触れると、作品やアイロンが汚れます。
転写した絵柄が仕上げシートからはみ出さない様にご注意ください。

・漂白剤は使用しないでください。アイロン転写した画像が色落ちすることがあります。

・乾燥器は使用しないでください。

・ドライクリーニングは避けてください。また、収縮の大きな布・熱に弱い布・起毛製品は、
洗濯などに よってアイロン転写した部分がはがれる恐れがあります。

・アイロン転写した部分に、直接アイロンをかけないでください。
アイロン転写した部分および アイロンが汚れることがあります。


使用上のご注意

著作権のある画像や写真を転写したものは個人でお楽しみください。
・印刷面に指紋をつけないように、必ずシートの端を持つようにしてください。
・未使用のシートは袋に戻し、高温多湿、直射日光を避けて保管してください。


MD-2000 S/J をご使用の方へ


「インクカセット・紙用」をご使用ください。(マルチカラーを除く)

・プリンタの給紙モードを「手差し」に設定して、
プリンタドライバで「普通(コピー)紙」「鏡像プリント」「手差し」をチェックしてください。